イラク・レバノンの世界遺産

イラクとレバノンには古代にさかのぼるさまざまな遺跡があります。イラクは人類最古の文明といわれるメソポタミア文明発祥の地、そしてレバノンは古代地中海世界の覇者として繁栄したフェニキア人の故郷です。これらにゆかりのある遺跡が世界遺産として登録されています。
世界史上最初の帝国と言われたアッシリアの故地アッシュール、フェニキア人が建設した都市の中でも最大の繁栄を誇ったティルス、アルファベット発祥の地ともいわれるビブロスなどは世界史上に非常に重要な意味を持っています。

また、遺跡の保存が難しいという点もイラクとレバノンにはあります。たとえばイラクは政情不安による保存の難しさや破壊への不安があります。またレバノンのガディーシャ遺跡はもはや稀少価値となったレバノン杉を保存する必要性があります。遺跡の真価を伝え、後世に語りづく世界遺産のコンセプトが大きな役割を果たす地域でもあるのです。